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バス故障 2009/11/18 シウダーボリバル→サンタエレナ,ベネズエラ by Masa

シウダーボリバルを出発して寝ているとたびたびストップするバス。
乗客を乗せているのかな、とウトウト。。

それでも何度も止まるバス。
ベネズエラのバスはどんなに乗車時間が長かろうが、
基本的に目的地まで休憩ははさまないと聞いていたので不思議に思うが、ウトウト。。

午前0時過ぎ、広場に停車するバス。ウトウト。。

午前1時頃。まだ止まってるバス。はて?ウトウト。。

午前2時頃。まだ止まってる。ウトウト。。

午前3時頃。同じとこで止まっているバス。
あれれ?

乗客が降ろされます。
どうやら別のバスに乗り換えるよう。
バスの運ちゃんが会社に電話をかけているのでしょうか。
乗客のおばちゃんが耳元で怒鳴っています。
しかし、その他大勢の乗客は当たり前のように待っている。
慣れっこなんでしょうか。

原油の取れるベネズエラはガソリンがリッター3円程度(!)とタダ同然。
バスの質もよく、とても快適ですが、事故・故障が多いとの噂通り。
メンテナンスが行き届いてないようです。


故障したバス

真夜中にも関わらず何台かバスが止まりますが、
どうやら目的地がサンタエレナでないよう。

最終的にサンタエレナ行きのバスが来たのは午前6時。
カナイマからいっしょのドイツ人おっちゃんトーマスとMegは地面で爆睡してます。

待っていた乗客は約20名。
すでにかなりの乗客が乗っているバスにギュウギュウに詰め込まれます。
地元住民がわれ先にと突っ込んだため、当然僕らの席はなく、
2階建てバスの階段に座ることに。
このまま6時間くらい乗ってるのかぁ、と諦めていると意外と途中で降りていく乗客たち。
席ゲットできました。


バスはとても快適

ひたすら自然の中を走る

あとはサンタエレナまでスイスイかも、と思っていたのですが、検問に遭うこと5回。
昼間だったこともあり、特になにか盗られるような素振りをされることはありませんでしたが、
くそ暑い中、いちいち乗客全員を降ろして、身分証明書チェックして、ランダムに荷物検査して、と
時間を取られるのが一番苦痛。
トーマスも「ナンセンス!」とご立腹でした。

しかし検問も悪いことばかりではありません。
バスを降りて男女別々に並びパスポートチェックを受けてると、
なんとトーマスと誕生日が同じであることが判明。
なぜか二人して大喜び。
不思議な縁です。

そんなトーマスは某CPUプロセッサ会社のマネージャー。
完全に金持ちです。
ヨーロッパの旅人というのは結構そんな人たち。
多言語を操り、趣味・教養が豊富で、どこかユーモアがあって話していて (というかほぼ聞いてるだけで)おもしろい。
こういう大人になりたいものです。

結局、シウダーボリバル出発から22時間(!)。
ブラジルとの国境付近の町、サンタエレナに到着です。


途中から乗ったバス

ホテルの従業員も、ここは(カラカスとかと違って)安全だよ、と言っているとおり、
やや危険な雰囲気の漂っていたシウダーボリバルよりも、ずっと穏やかな町の雰囲気。
少し安心して出歩けます。


サンタエレナの様子

夕飯は町のメイン広場に面した中華レストランにて。
世界中に存在する中華移民には感謝です。
地元住民にも人気のようで、かなり賑わっていました。
おいしい証拠です。
1人1セットずつという贅沢(合計約1000円)をして、お腹いっぱい幸せです。


おいしかったー

ここサンタエレナへはブラジルのビザを取りに来ました。
日本とブラジルは友好関係のはずなのにビザなんているのか?と驚いていたのはトーマス。
はて、なんででしょう?移民が多すぎるからなのでしょうか。

ブラジルのビザは、イラン、そして以前苦戦したシリアに並ぶ世界3大取りにくいビザのひとつ。
ベネズエラから南下する旅行者は少ないですが、この町は比較的取りやすい場所であるとのこと。
明日は朝一でブラジル領事館です。

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