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滝の裏側 2009/11/16 カナイマ,ベネズエラ by Masa

Megの執念とツアーガイドであるペウロのやさしさでエンジェルフォールを見ることができた僕らは、
かなりの達成感を感じつつ今日も迎えることができました。

毎度のことながら嫁(Meg)の執念には脱帽です。
もう無理だから別の方法を探そう、と僕が三度思っても諦めない。
絶対これで行く、と通してギリギリで手にする執念をこの旅で何度も目の当たりにします。

自分がこれほどの執念を持っていたら、
これまでの人生でどれだけの光景が広がっていただろうかと思わされます。

夫婦と見られることはほぼ皆無で、大抵は兄弟・姉妹、よくて彼氏彼女と言われる似たもの夫婦ですが、
中身は正反対です。


小さくて偉大な嫁

午前中はカナイマの散歩。
カナイマの住民達はとてもいい人達。
ガイドは現地のインディアンもカラカスから移住した人もいるのですが、
みなとても表情がやさしい。
ここがベネズエラとは到底思えません。
雄大な自然に囲まれて暮らす。
それでいいじゃないか、と思ってしまいます。


lonely planetの表紙を飾った3本のヤシの木

カナイマ湖に流れ込む滝

午後は、本来昨日の午後行くはずだった滝の裏側ツアーです。
ビショビショになるので水着着用で出発。


この滝の裏側へ

ここ数日の雨で滝の水量は最高潮。
こんな滝の裏側に本当に入れるのかと心配になる。
しかし、ガイド曰く、雨季はこの1.5倍。
どんだけ〜。(死語)


水着になって

水のカーテンのお出迎え

滝の裏側は上手いこと人が通れる構造になってます。
なんでこんなとこに通路ができたんでしょう?

風も強いですが、なんといっても水しぶきがものすごい。
ゴーッと轟音を発しており隣の人の声もよく聞こえません。


裏側は猛烈な水しぶき

激しすぎる

通路の終点では滝の外側に出れるポイントがありました。
ツアーメイトのドイツ人は水しぶきの中、果敢に出て行き写真を撮っていましたが、
僕は濁流に巻き込まれて滝つぼに突き落とされるイメージしかなかったので
裏側で待機です。

周辺を散策した後、湖で泳ぐことになりました。
この地域はそこらじゅうテーブルマウンテン。
水の浸食で硬い部分だけ残されてできたと言われますが本当でしょうか。

植物由来のタンニンが含まれる水は真っ赤。
タンニンはワイン、紅茶、渋柿などに含まれる苦味成分でポリフェノールの一部。
赤い湖で泳ぐのは不思議な感じです。


現地の言葉でテプイ(tepui)と呼ばれるテーブルマウンテン

真っ赤な湖で泳ぐ

ツアーの帰りに地元カップルの結婚式に合流しました。
滝の見える絶好のロケーションで村人全員が祝福する様子は幸せそのもの。
僕らツアー客も少しだけ幸せオーラをわけてもらいました。


村の結婚式

真っ白の服が正装

無料付帯のエキストラナイトは、宿泊がハンモックで夕飯がつかないのが通例ですが、
ウェディングパーティが開かれるということで特別に夕飯がつきました。
ラッキー。
宴は午前3時頃まで続き、音が筒抜けのハンモックエリアの旅行客は眠れず困っていたそうですが、
僕だけ爆睡だった、とMegに言われました。

ふむ。寝る子は育つ。

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