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アフリカ大陸上陸 2009/6/11 セビーリャ,スペイン→タンジェ,モロッコ by Masa

セビーリャの猛暑の疲れが残り、もう一泊しようとしたが予約が入っていると言われ、急いで出発。
パッキング含め30分以内で出発できたのは成長の証です。
今日の目的地はモロッコのタンジェです。

10時半のバスに乗り、スペインの南端アルヘシラスへ。
3時間半の乗車を終え、アルヘシラスへ到着する間際、日本にいる父親から電話が。
緊急時以外電話をしないということだったので、ドキドキしながら 電話を受けると、

「電話が通じるかどうか試したかった」

心配して損したーーーー！！
けど父親とも話せたし、よかったです。携帯電話すごいわ。

前夜は８割方セビーリャでもう一泊するつもりだったので、ほぼ予習することなくアルヘシラスへ到着。
う〜ん、よくわからない。

フェリーでモロッコへ渡るのでとりあえず海の方へ歩くとフェリーのチケット売り場に到着できました。
フェリーは一人37ユーロ！！高い〜！！

今は午後の2時。次の船は3時とのこと。
おおちょっと時間あるじゃん！とのんびりしようとすると、あと5分でフェリー乗り場行のバスが出るぞ、と言われました。
え、ここから乗るんじゃないの？と聞くまもなく、炎天下の中バスまでダッシュ。あっつい。
我々が乗る高速フェリーは、アルヘシラスからバスで30分くらい走った タリファという港から出航するそうです。

フェリーといっても出国は出国。ちゃんと審査があるんですねぇ。
何事もなくすんなりパスしたあと、Megの番。
すると検査員が思い出したようにハンコを押す。
ん？俺のは？
押してませんでした出国のハンコ。これなかったら不法出入国じゃん。危ない危ない。

フェリーはイメージと全然違いました。
内部は飛行機とカフェがいっしょになった感じの空間。
だいぶ大きな船で1時間の船の旅は船酔いもないまま終了。船内で出国審査を済まし、 ついに、今回の旅二カ国目となるモロッコに到着です！！

モロッコの通貨は政府による統制が厳しいためどこでもほぼ同一のレート。
1Dh（ディルハム）=12.5円程度。
アフリカ大陸らしく全体的に砂っぽく、人々の顔も濃く、やや不安。

港から近くの宿に決め、荷物を置き散策へ。
モロッコは近代的な新市街とメディナと呼ばれる旧市街に分かれます。
メディナは城壁に囲まれたとても複雑な迷路状の構造。
タンジェのメディナはまだまだ甘ちゃん。世界最強の迷路都市がモロッコには存在します。
それは以後のお楽しみ。

メディナ内は野菜屋、肉屋、革製品の店、カフェ、お土産屋等があり、 旅行者と多くの地元の人がいます。
のんびり散策していると、
「おはよー」「こにちわー」「さよならー」「ニーハオ」等、みな声をかけてきます。
ヨーロッパではあまりないことなので、モロッコであることを実感。

メディナ近くのレストランでモロッコの代表料理タジンを食べました。

明日はタンジェからフェズまで7時間の移動。
二日連続の大移動です。