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アテネにきてね 2009/09/22 アテネ,ギリシャ by Masa

なぜかユーロに加入している国、ギリシャ。
狭い道に対してやたら多い交通量、排気ガス、野良犬、密集した住宅地etc
一見すると発展途上国といわれても仕方ないんじゃないかという国。
なのに物価はユーロ圏とほぼ同一。
ボッたくられてる気分です。

そんなギリシャは何気に公共設備がしっかりしています。
地下鉄でエスカレーター・エレベーターが常備されている国はヨーロッパで珍しいです。
観光地には所々に冷水機が設置されており、喉の渇きを癒してくれます。
アテネオリンピック開催に向けて整備したらしいですが、
その予算はほぼすべて観光客からまかなっているに違いありません。

9月末というシーズン終盤にも関わらずアテネの町は観光客であふれています。
シーズン真っ只中だと大変なことになるでしょう。

大地震で全ての遺跡が倒壊しても全力で復元すること間違いない。
それだけ強力な歴史的遺産を持つ国ギリシャ。
他の産業が発展するはずもありません。

朝食はホステルの屋上から。
パルテノン神殿は目の前です。


ホステル屋上から見るパルテノン神殿

トースターで火傷しました。
痛いです(泣)
今日は一日じゅうこんな感じです。


冷却中

ホステルから徒歩数分。
パルテノン神殿のある丘の周辺には観光バスが到着し始めています。
急げー、とチケット売り場までダッシュ、したいとこですが、
横幅の豊富な欧米人のおじちゃんおばちゃんツアー軍団が狭い通路を封鎖。

アテネの主な観光施設(アクロポリス遺跡)の入場料は共通チケット12ユーロとなっています。(アクロポリス博物館(1ユーロ)は除く。)
パルテノン神殿以外の5箇所は2ユーロずつで個別に入場できますが、
観光の目玉パルテノン神殿は個別チケットがなく、12ユーロ払わないと入れません。

「パルテノン神殿見たいんでしょ?ついでに他のとこも見てきてね。」

という観光局の思いがヒシヒシと伝わってきます。
学割で半額の6ユーロにすると少し気が晴れます。


ネコになると無料で入れる

パルテノン神殿ですが、さすが見所。
テレビや本で見た光景が広がり、圧倒的な存在感。
高台の上というポジショニングもいいのでしょう。
カメラを構えると背景は全面青空。
いいセンスしてます。

パルテノン神殿は、アテネの守護神アテナを祀る神殿として紀元前438年に建てられたそうです。
ドリア式の柱、神話の場面をテーマにした彫刻、破風(はふ)と呼ばれる屋根の三角部分など建築的な要素も多数あるらしいですが、
ボーッと眺めて、スゲーっ、て思うのが性に合います。


パルテノン神殿

お約束の工事中

人間とは単純なもので、せっかく買ったんだから全部の遺跡を見たい、という思いになります。
正に観光局の思う壷ですが。
入り組んだ道に迷いつつ、点在する遺跡を巡ることにしました。


ディオニソス劇場で昼寝するMeg(中央左)

風の神の塔

風の神の塔、って素敵な響きです。
大理石でできた八角形の塔は、1世紀頃に天文学者のアンドロニコスが建てたもの。
各面が正確に方角を示しているそうですが、どれがどの方角だかわかりませんでした。

共通チケットにある遺跡を見て回りましたが、やはりパルテノン神殿が一番。
アクロポリスの他の遺跡よりも、遺跡までの道のりにある土産物やを見てまわったり、ギロピタを食べ比べるのが楽しいです。

腹ごしらえは現代のアゴラと呼ばれる中央市場にて。
牛、豚、鶏、山羊、ウサギ(泣)が解体されています。
あまりおいしくないと評判のギリシャ料理ですが、
市場内の食堂ならおいしいだろう、ということでチャレンジ。


市場(アゴラ)内は解体肉だらけ

おいしそうに見える食事

おいしそうですねぇ。
白米とビーフシチューと付け合せのポテトです。
どんな味か大体想像できますよね。

しかし、この物体は全くの別物。

まずはビーフシチュー。
なぜこんなに色がついてるのに味がない。

続いてポテト。
なぜに酸っぱい。

最後に白米。
酸っぱい上に腐った味がする。

、という具合です。
9.6ユーロ(約1300円)。
ごちそうさまでした。

ギリシャではギロピタだけ食べましょう。
ケバブみたいでおいしいです。

本日のおもしろ出土品


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