バギーでゴー 2009/09/24 サントリーニ,ギリシャ by Masa
サントリーニ(ティラ)島へフェリーが到着します。
大型フェリーが到着するには相応の水深が必要なので、港があるのは断崖絶壁のふもとです。
絶壁をジグザグに通る1本の道を通って、島中のホテルのバスがフェリー到着の時間にあわせてやってきます。
予約していたホテルのミニバンに乗ってホテルへ。
以前は円形だったサントリーニ島は紀元前1600年頃、
火山の噴火で陸地が吹き飛ばされて三日月型になったと言われています。
この巨大噴火が、かのアトランティス伝説の発端となったとか。
子供の頃に想いを巡らせたアトランティス伝説の島々の一つに来ることになるとは、少し感動です。
ちなみに、ノストラダムスの予言(1999年に地球が滅びる)も信じて受験勉強を怠った高3の秋。
島中のバスが集合
滞在先のホテルは正にバカンスに最適といった場所。
1部屋33ユーロも出した甲斐があります。
本館がいっぱいだったので50メートル程離れた別館だったのですが十分に快適。
ヨーロッパ最後は南の島でバカンスです。
こんなところに泊まってみたかった
早朝のビーチ
滞在地から島の中心地フィラ、そして夕焼けが美しい町イアまで行くのにはバスを乗り継いで約2時間かかります。
本数は30分に1本程度で、滞在地から夕焼けの町まで1人5ユーロ。
2日往復したら20ユーロです。
バス停で待っていると、バギーや原付をレンタルしている人が多いことに気づきます。
こんな島にバカンスに来ているみなさんはきっとブルジョア階級の方々なんだ、と気に留めてませんでしたが
バスが来ないで非常に暇なぼくら。
バス停の目の前にレンタルショップがあったので試しに聞いてみることに。
以前、イースター島でバギーをレンタルした際は1日4000円程度だったので、
きっと30ユーロはするだろうと思っていたのですが、1日15ユーロ、2日で20ユーロの返事。
2日で20ってバスといっしょやん。
即決です。
サントリーニ島はバギーでゴー!
運転中です
バギー最高!
気分はすっかりマリオカート。
タイムアタックでマリオサーキット1を1分以内で走破していたのは高3の秋頃のお話。
コインもアイテムも土管もジャンプ台もありませんがデットヒートは味わえます。
直線で前のバギーを抜かすのは微妙に快感ですが、
逆に抜かれると甲羅を投げたい衝動に駆られます。
ドリフトとか試みるとリアルに事故るのでカーブではちゃんと減速しましょう。
バギーを飛ばして、フィラまで30分程。さらにフィラからイアまでまた30分程。
バスよりも全然早いです。
白と青のイアの街並みはとても美しく、夏の空によく映えます。
天候がよかったらもっとキレイな景色だったはず。
イアの街並
お土産も白と青
町の端ではたくさんの観光客が、青から赤へと変化してゆく時間を楽しんでいました。
雲が多く、エーゲ海の水平線に沈む真っ赤な夕日は見れなかったですが、島の雰囲気も相まって十分満足です。
夕日を待つ観光客たち
雲が多いけれど美しい夕焼け