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南京虫デビュー!? 2009/09/14 ドブロブニク,クロアチア by Masa

南京虫って知ってますか?
南京虫(英語名:bedbug)は人が寝てる隙に血を吸う寄生昆虫。
途上国や衛生状態の悪い宿に生息すると言われています。
こいつに刺されると激しい痒みが何日も続くという厄介な生物で旅行者達に恐れられています。

南京虫がでるという国々には行ってないし、滞在した宿も清潔な場所が多かったので気にしてなかったのですが、
一週間くらい前から全身が痒いと言うMeg。
ほっときゃ治るだろうと大して心配していなかったのですが、
ハンガリー、クロアチア、ボスニアと旅行してきても一向に改善する気配がありません。
しまいには僕の身体にも赤いブツブツがでてくる始末。
気づかない内にボリボリと引っ掻いて赤く腫れ上がります。

朝にバケツをひっくり返したような土砂降りの雨に見舞われたため、 今日はのんびり病院にでも行くことに。
契約している海外旅行保険会社に連絡を取り、いざ出発。
こんなとき、保険会社の海外支店があるようなイギリスやフランスのフリーダイヤルへ無料通話ができる Skypeは頼もしいです。

保険会社曰く、ここドブロニクには無料診察の提携をしている病院がないらしく、
立て替える診察料金を後で振り込んでくれる、とのこと。
往復のタクシー代も請求可能と言われ、リッチにタクシーで行こうかと思いましたが念のため徒歩で行くことに。

緯度が少し南になったとはいえ、サラエボとは比べ物にならない程の暑さ。
今朝の大雨はいったいどこに行ったのかというくらいの熱気です。
さらに、病院は丘の頂上。
病人に優しくないです。


残り1kmの標識からずっと上り

やっと病院に到着

病院はスッカラカンで到着と同時に診察です。
若い女性のお医者さんがMegの腫れをみながら、「これはモスキート、これはbedbug(南京虫)」と言っています。

ふむふむ、腫れの原因は蚊と南京虫ね、と。

!!南京虫!!

エジプトや南米ならまだしも、ヨーロッパで出会うことになるとは思いませんでした。
けれども、虫が噛んだのよ、みたいなことも言っており、南京虫との確証は得られませんでした。
飲み薬とクリームを処方してもらい薬局で購入するよう言われ病院を後にしました。

すると、「この飲み薬はいらない。クリームだけでいいや。」と、勝手に処方箋を選別するMeg。
仕事場でもこんなことしてたんじゃないでしょうね…。


特技:処方箋選別

ちなみに、診察記録を書いてもらうのが面倒な上、200クーナ(約4000円)かかると言われたので、旅行保険は申請しませんでした。
あー、タクシー使わなくてよかった。
塗り薬代32クーナ(約600円)なり。


帰り道、紅の豚がやってきそうな港を通り過ぎました。
ここに紅の豚がいたらどうなんだろう、と妄想しましたが、
どうにも二足歩行の豚、という図柄を脳が拒絶してきます。
服着て、サングラスかけて、タバコ吸って、飛行機を操縦するなんて、とても無理です。

「飛べない豚はただの豚だ。」

それ豚に失礼じゃん、と頭の中でツッコミを入れてる間に宿到着。
久々の熱気で頭までやられたのでしょうか。


アドリア海、って素敵な響きです

部屋に帰ると、ドブロブニクで「魔女の宅急便」を見るのが夢だった、と女の子らしいことを言うMeg。
その魔女宅を見てひと通り感動した後は、you tubeで「恋のから騒ぎ」を見ながらゲラゲラ笑っています。
さっき、「紅の豚」も見るって言ってたよね…。

つづいて「アメトーク」が始まりました。。。
テーマは「今年が勝負の芸人」
僕らが帰国するまでに、この中の何人残っているのでしょうか?

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