船旅開始 2009/11/25 マナウス→ベレン,ブラジル by Masa
もう５日間、Megの体調が芳しくありません。
熱は下がっているのですが、咳が止まらずダルそう。
湿気と暑さの南米バテなのでしょうか。
１２時過ぎに乗船のため、ダフ屋の元へ向かうまでの間に、
数週間後に利用を考えているブラジル国内線の飛行機を代理店でチェックします。
日本の約２３倍の面積を持つブラジルはどこに行くのにも長時間移動。
ヨーロッパでは７時間バス移動というと長いなぁ、でしたが、こちらでは１２時間なんてあたりまえ。
２４時間も普通にあります。
しかもアルゼンチンやチリのように、広々と快適なバスというわけでもありません。
恐ろしい。。。
そしてバスは特に安いわけでもなく、事前に格安航空券を入手する方が安い場合もあります。
これまでのように自分でオンライン予約できれば問題ないのですが、
ブラジルの航空会社のホームページはポルトガル語表示しかなく文字化けするわ、
ブラジル国内発行のクレジットカードでしか購入不可、という超排他的システム。
チケット購入可能な代理店を探すことにしました。
いざ代理店を巡って見るといくつか問題点が。
１．英語が通じる人がほとんどいない
２．ネット回線が脆弱
３．専用システムがあるわけではなくネット検索しているだけ
マナウスの旅行代理店で一句。
素人が ダイヤルアップで ググッてる
そんな彼らがお得な航空券を見つけられるはずもなく、
僕らが格安航空券サイトで見つけた料金の１．５倍のものをベストプライスだと言ってくる始末。
うぅ、あるのに買えない…（泣）
とある旅行代理店
マナウスでの航空券入手を諦め、ベレン行の船へ向かうことにしました。
船まで無駄にボートに乗せられてチップを強要（１０レアル）されたり、
部屋の電気が点かなかったり（出港後に直してもらった）のハプニングもありましたが、無事乗船。
ダフ屋で安く買えてよかったです。
SANTAREM号
港の売店のおばちゃん
カマロッジも、狭いよ狭いよ、と文句を言いながらもすぐに順応する二人。
人間の慣れってスゴイです。
狭い室内で過ごすだけでなく、デッキでのんびりできるようにハンモック（２０レアル）を購入しておいたのですが、
設置を諦めました。
だってものすごい量のハンモック乗客。
地元住民しかいません。
高密度に吊られるハンモック
カマロッジ（個室）はとても狭い
全世界共通（？）ですが、船とは遅れるもの。
４時頃出ると聞いていた船は６時半過ぎに出港。
闇夜に揺れるアマゾン川はやはり広大で、海と見間違えるのも納得です。