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灼熱地獄へ 2009/11/23 マナウス,ブラジル by Masa

Megの体調も次第に快方へ向かってきました。
出歩けるくらいまで回復したので、マナウスの街を散策してみることに。

朝8時にも関わらず、外は灼熱地獄。
単純な暑さだけならスペイン、中東、アフリカが勝ってますが、アマゾン特有のベットリとした湿気が加わり、
不快指数は間違いなく100%。
さらに、治安のあまりよろしくないブラジル、プラス、どの国でも治安のよろしくない港町のコンボと、
病み上がりのMegには好ましくない状況。
細心の警戒を払いながら歩きます。


ヨーロッパを思わせるアマゾネス劇場

地球の歩き方に2008年改築完了予定とあった中央市場はいまだに建築途中なのか、
市場跡地周辺に野菜、香辛料、魚介の店が並ぶ程度で、想像していたおおきな市場はありませんでした。
全長3メートルにもなる世界最大の魚ピラルクーが名物。


ロール状になって売られる乾燥ピラルクー

魚を捌く職人

ここマナウスは南緯3度、ほぼ赤道に位置し、アマゾンのど真ん中にあります。
ど真ん中と言っても人口130万人の都市で、我々の持つ、いわゆるアマゾンのイメージとは異なります。
しかし、(僕の)イメージ通りのジャングルだったり、ピラニアだったり、アマゾン川だったりといった要素は
街からの光景やツアーで体験することができるため、観光客達はこの街を基点に行動します。

Megの体調が万全であれば、1泊2日のジャングルツアーに参加する予定だったのですが、
完治しないこともあり、明日1日のみのツアーにすることに。

今日は2日後のベレン行の船のチケットを取ることにしました
マナウスからベレンまで約1500km、4泊5日の旅。
1500kmというとだいたい鹿児島⇔札幌間ぐらい。
飛行機なら2時間そこらですが、それでは趣がありません。
アマゾン川下りを体験です。

船内はカマロッジと呼ばれる小さな個室かハンモックかの選択肢。
当然カマロッジの方が高価で、ツアー会社経由では二人で750〜800レアル(約4万円)、
港のチケット売り場では1000〜1200レアル(!)でした。
ブラジルは質の割りに物価が高いです。
中東が少し懐かしく思えます。

予想以上の高額だったため、道端にいるダフ屋からの購入にチャレンジすることにしました。
ちなみにブラジルの公用語はポルトガル語。
少しずつ覚えてきたスペイン語に似ているのですが、サッパリわかりません。

港付近の少しでも安全そうなダフ屋に話しかけてベレンまでの値段を聞いてみます。
すると650レアルとの返事。
おお、結構安くなる。

しかしここはダフ屋。
偽チケットをつかまされる、という情報もあり、
「本当に大丈夫なの?」「船見せてもらおうよ」、と怪しむMeg。
乗船予定のSANTAREM号を港まで見に連れて行ってもらいました。


船着場まで続く橋

船内で荷積みする人々

アマゾン川は周辺の主要都市を結ぶ大幹線道路的存在。
たくさんの船が停泊しており、他の都市から到着した人々や出港準備する関係者で賑わっています。

SANTAREM号は予想よりも小さく、これで5日!?大丈夫かという大きさ。
カマロッジも3畳程の部屋に2段ベッドが置かれているもの。
あっちの船がいい〜、と立派な船を指さすMeg。
願いはかないそうにありません。

ダフ屋のところに戻り、値段交渉。
最終的に600レアルでチケットを購入。
写真には550とありますが、50は手数料。


ダフ屋のおっちゃん

このチケットで大丈夫かな

それにしても蒸し暑すぎる。
少し街を歩いて、チケット買った4時間程度でかなりの疲労感。
Megも体調が悪そうなので、クーラーの効いた楽園に避難することにしました。

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