まさかの超快適バス 2010/03/05 ポトシ→ラパス,ボリビア by Masa
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ポトシからラパスへのバスは早朝か夜のどちらかのみ。
しかも複数のバス会社が一斉に同じ目的地に向かって出発。
悪路で進めなくなった場合に助け合いができるようにとのことでしょう、きっと。
ラパスまでは約半日。
早朝発にして夜中に治安の悪いラパス到着という事態は避けたい、ということで自然と夜９時発のバスに。
といっても到着は早朝。
外務省のページには、早朝・深夜のバスターミナル到着は避けるように、とありますが、現実的に無理な話。
少し遅れて日が昇ったくらいに到着してくれれば、と今回は時刻表無視のボリビアクオリティに期待です。
アルゼンチンやチリの優秀バス陣とは異なり、
ボリビアでは、ノーマルは直角の座席が固定（！）、セミカマでは少し傾く、
カマでやっとアルゼンチンのセミカマレベルという印象。
バス内の盗難は日常茶飯事。
ノーマルは５００円程度で乗れますが、
乗客層のセキュリティ面も考慮してカマ（旅行代理店価格１人１１０ボリバル）にしました。
それでも１５００円程度。
ブラジルの５分の１以下のお値段です。
南米はお金で買える安全は買っておくべきと個人的には思います。
ちなみに、バスターミナルまで行って直接買うと１００ボリバル、ジモッティ価格９０ボリバルのようです。
あらゆるもので１０％程ボラれていますが、そう感じさせないのがボリビアクオリティ。
後日、ポトシからラパスへのバス内でリュックの盗難にあったという夫婦に出会いました。
貴重品は無事だったそうですが、これまでの思い出の品々を失ってしまったそう。
本当に気の毒です。
バスの出発まで、朝１０時半のチェックアウト以降、ずっと暇。
お土産やハガキを日本に送ったり、中華のランチを食べに行ったり、
日記を書いたり、ネットしたり、激安カフェでまったりしたり、散歩したり。
今日も偽マイケルは人気者
インディヘナおばちゃんの工事現場
Megがゴソゴソ買い貯め続けた大量の土産物を日本に送ろうとしたのですが、物価の割に結構高い送料。
ポトシではエコノミー郵便（ＳＡＬ：Surface Air Lifted）がなく、（なぜか料金表はある）
４キロで４８４．５ボリバル（＝約６５００円！）の航空便。
３０００円程度の中身に対して２倍の送料。
恐ろしい。
エジプトは安かったなぁ。
梱包するMeg
やっと出発の時間。
ポトシ郊外にある新バスターミナルはボリビアとは思えないほど近代的なもの。
ウユニからのカマバスが大したことなく全然期待していなかったのですが、
これが予想をいい方向に裏切ってくれました。
バスがすばらしすぎる。
まずは２階建て。
これである程度のクオリティは確保。
そして新品すぎる。
１０回くらいしか走ってないんじゃないかってくらいの新品ぶり。
しかもゆったり３列シート。
シリアの２５０円ＶＩＰバスも超快適でしたが、
今回はそれを上回りました。
ボリビアやればできるじゃん。
このバス会社オススメ。カマにしましょう