珍しい御一行 2010/01/22 エルチャルテン,アルゼンチン by Masa
命の危機感すら麻痺させる圧倒的な自然を味わった昨日。
とりあえずテントが風にふっ飛ばされなくてよかったです。
快晴だったフィッツロイ山はすっかり雲に覆われています。
気まぐれな山の天気
キャンプを引き払って、エルチャルテンの町まで帰りましょう。
テントの立て方を伝授してくれた優しいブラジル兄ちゃんはもう一泊してフィッツロイを楽しむそうです。
今日も歩くぞ〜
来たルートをそのまま帰ってもおもしろくないので、遠回りですが、別ルートから帰ることにしました。
本日は4時間コース
天気がいいと何事もいい気分。
ルンルン気分で美しい自然を堪能。
遠ざかって行くフィッツロイ
移り変わる景色を感じながら
観光地で整備されてるといっても、自然が基本なので結構アバウト。
地図上は一直線でも、ショートカットを試みたら意外と成功して正規ルートっぽくなっていたり。
ところどころにある2択で迷いながらも結局は正規ルートに戻るので気楽に進みます。
あと1時間半
結構、上下動が激しく、ヒーヒーいいながら登っては下る。
たまに旅行者とすれ違うのですが、今回は珍しい一行とすれ違いました。
人+動物、というパターンで一番多いのは馬、次いでロバ、だったのですが、
現れたのはなんとリャマ!!
フワフワのモコモコのリャマが荷物背負って歩いてますよ。
リャマ御一行様
リャマってレンタルできるんだー、と考えながら再び歩き出してからしばらくしてのこと。
ん?なんか視線を感じる。狙われてんのか?
周りをキョロキョロしても誰もいない。
おっかしーなー、気のせいかと思ってふと木の上を見ると、なんかいる。あれなんだ?
かわいらしいフクロウ
野生のフクロウです。
そりゃ視線感じるよ、ってくらいこちらをジーっと見てます。
それにしてもちょーかわいい。
逃げもせず、まるでポーズをとるかのように見てくるフクロウ。
後続の旅行者もいっしょになって撮影会となりました。
このフクロウ、わかってます。
大自然を満喫しながら、せっせと歩き続けること4時間弱。
視線の彼方に懐かしのエルチャルテンの町が見えてきました。
やったドー!
山頂の湖で津波起きるわ、烈風でMegが数メートル吹っ飛ばされるわ、
リャマはフワフワだわ、フクロウ撮影会など、
充実のフィッツロイでした。
自然のド迫力を味わったフィッツロイ山