ルート４０って？ 2010/01/16 バリローチェ→エルチャルテン,アルゼンチン by Masa
今日は丸一日、ルート４０をひたすら南下です。
Meg曰く、パタゴニアを縦断するこのルート４０は、アメリカのルート６６並に有名な路線とのこと。
へぇ〜、と気のない返事をするか、日本のルート２４６とどっちが有名なの？と聞くか、
コンマ５秒迷ったあげく後者を選択するも、つまらない、と一蹴。
…だって知らないんだもん。
朝食休憩
地球の歩き方に乗ってないし多くの日本人旅行者にはメジャーではないと思います。
一方のロンリープラネットにはしっかり記載。
きっと外人受けするものなのでしょう。
実際、バスの乗客もアルゼンチン人かアメリカ人がメイン。
アジア系は僕ら２人だけでした。
他のルートに比べ、時間もかかるし、お金もかかるこのルートは通りたい人専用コース。
このルート４０、たしかにパタゴニアの風景を満喫できるコースなのですが、
問題なのはエンドレスでガタガタ道であること。
最高速度２０キロがほとんどってありえんですよ。
所々舗装部分があるのですが、完成していないので並走するだけ。
アルゼンチン国の威信をかけて舗装完了して欲しいものです。
景色を楽しみたい人には最高ですが。
３６０度荒野が続く
途中ペリトモレノで４時間！の休憩。
この予定表には１５分休憩って書いてあるよ、と尋ねると、
その紙は間違ってる、とのこと。
じゃぁエルチャルテンの到着時間も４時間遅れるの？と尋ねると、
それは合ってる、と。
なんでやねん。
早急にバリローチェの支社に日程表を訂正させるべきでしょうが、きっと何年もこのままなのでしょう。
最寄の観光地（手の洞窟）まで１２０キロとなにもない町に放置されました。
とりあえず町を歩きますが、シエスタとかぶり、人っ子一人いません。
ポツポツとあるレストランにバスの乗客が散らばっているようです。
僕らの後をついてくるのはこちらのワンコ。
まるでゴーストタウン
結局ずーっとついてきた
エサが欲しいのでしょうが、持ち合わせは１キロ２５０円の大粒＆激ウマのアメリカンチェリーのみ。
何個かあげてもまるで見向きもしません。
贅沢なやつです。
犬と談笑するMeg
チリ・アルゼンチンはチェリーがオススメ
スーパーで食料を買い足すなどして時間を潰します。
いよいよ出発して再び荒野を眺め続けます、といいつつ僕はほとんど寝てたらしい。
荒野に点在する町
ひたすら荒野が続くルート４０は当然町明かりがほとんどありません。
日が暮れた後に広がる満天の星空はとても美しいものでした。