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エーゲ海とゲイ 2009/09/26 サントリーニ→ミコノス,ギリシャ by Masa

サントリーニ島からミコノス島へ高速フェリーで移動です。
波のない海を進む高速フェリーはまるで水面の上を飛んでいるよう。
フライングキャットの名に恥じない働きでした。
快適な１時間半のフライト後、断崖絶壁のサントリーニ島とは違い、普通の港に普通に到着。
起伏の激しいサントリーニに対して、島全体がフラットなミコノスという印象。

ここミコノス島もサントリーニ島と同様、エーゲ海を代表する観光島。
有名人や富裕層が別荘を構える島のため、サントリーニより物価はお高めで、
青い空、白い壁の家々、名物は風車、とここまでは南の島のリゾート地、ですが、違った顔を持つのがミコノス島。

島中に複数のヌーデストビーチが点在し、
中でも代表格はパラダイスビーチとスーパーパラダイスビーチ。
パラダイスだけでも十分なのに、スーパーがつくなんてもう怪しい香りがプンプンします。

そのスーパーパラダイスビーチはヌーディストビーチなうえにゲイビーチ。
裸のゲイがたくさんいるらしい。
ブダペストのキラーイ温泉の砂浜バージョンでしょうか。
しかし、薄暗い部屋のぬるま湯の中に大量のゲイがいるであろう（←怖くて行ってない）キラーイ温泉とは違って、
解放された晴天の砂浜でそれぞれの時間を楽しむ方々が多いのでしょう。

他にも複数のビーチで敷地の半分がゲイ専用。

地球の歩き方によると、
「品のあるホモセクシャルカップルが島全体の雰囲気をソフィスティケイトなものにしている」
そうです。
いったいどういうこっちゃ。

少し曇り気味で風の強い日。
風車のある島の端っこは台風並の強風でした。
普段から風の強い場所のようで、風車にとって抜群の立地、
かと思いきやバッチリ羽根が固定されている風車。
観光用の見世物なのですね。

ギリシャもスペイン、イタリアと同じようにシエスタ（お昼寝タイム）があります。
アテネのような大都市ではそれほど意識することはありませんでしたが、
ここミコノスでは結構しっかりとシエる（←僕らの造語）傾向にあります。
お昼過ぎから夕方にかけて町はほとんど人通りがなくなり、
ん？オフシーズンだったか？と思うほど。
日が暮れる頃になるとどこからともなく人々が現れナイトライフが始まります。

ゲイカップルには遭遇しませんでした。
明日はパラダイスビーチです。
勇気があればスーパーパラダイスビーチにも挑戦予定。