桃源郷 2009/12/23 プエルトイグアス,アルゼンチン→イグアス移住区,パラグアイ by Masa
プエルトイグアスのあるアルゼンチンからイグアス移住区のあるパラグアイへ向かうには、
一度ブラジルを通過する必要があります。
その際、ブラジルの出入国スタンプを押す必要なし!
ブラジル国境に面したパラグアイの町シウダーデルエステが免税地区ということもあり、
隣国のブラジルや、ブラジルをまたいだアルゼンチンから多くの買い物客が訪れるため特例措置かと思いますが、
簡単に不法滞在できてしまいますよね。
島国の日本だと想像もできないことですが、陸地で複数の国と国境を接している国ならではです。
プエルトイグアスからシウダーデルエステ直通のバスは混雑具合が朝の山手線なので、
いったんフォスドイグアス行に乗って、乗り換えることにしました。
結果的に混雑が避けられた上、乗換もスムーズで正解でした。
パラグアイ行はものすごい混雑
いったんブラジルへ
パラグアイとブラジルは川を挟んで友情の橋という一本橋で結ばれています。
パラグアイのイミグレーションオフィスは友情の橋の終点にあるのですが、
一見ただのボロ小屋。
バスの運転手にイミグレ手続きするから降ろしてくれと言わないと停まらないし、降りてもよくわからない。
イミグレ手続き後、再度バスを拾う必要がある、とまあ旅行者泣かせ。
現地通貨を入手しようとショッピングモール内のATMを使おうとしたのですが、
当然のように手数料5ドル相当を請求されるので却下。
バスターミナルで両替することにしました。
通常は手数料を支払ってでもATMで現金入手がベターか。
ヨーロッパ、中東とほとんどATM手数料を請求されることはなかったのですが、
南米に入って当然のように請求されるようになっています。
アジアに似た雰囲気のシウダーデルエステ
今日の目的地はパラグアイのイグアス移住地。
観光地ではありません。
日本人の移民の方達が住む集落。
当然大型バスの目的地にはなっておらず、バスの運転手に直接行き先を告げて降ろしてもらうしかありません。
普通の市バスで向かいます
イグアス移住地は長期旅行者の間で桃源郷と噂される長期滞在スポット。
日本食があり、物価も安く、なにより人々がすばらしい。
周囲にはなにもありませんが、古きよき日本を味わえる場所として様々な情報ノートに記述されていました。
延々と続く農地
オンボロバスに乗ること1時間半。
イグアス移住区のある41km地点に到着しました。
周囲は畑のみが広がる農村地帯。
一瞬場所があってるのかと心配になりますが、100メートル程歩くと話に聞いたペンション園田を発見。
ペンション園田
周囲にはなにもありません
しばらくこの地で癒されようと思います。