大移動 2009/11/12 ロンドン,イギリス→リスボン,ポルトガル→カラカス,ベネズエラ by Masa
ロンドンのヒースロー空港のベンチで夜を明かした僕らは、
朝６時発の飛行機でポルトガルのリスボンへ向かいます。
眠いよ
昨晩は９時でスッカラカンだった空港には朝４時だというのに人だかり。
みなさん朝早くからご苦労様です。
２時間半のフライトでポルトガルのリスボンへ到着。
朝焼けの中飛び立つ
ポルテラ空港（リスボン空港）でも次のフライトまで８時間の待ち時間があるので
記念にポルトガルの空気を吸ってみました。
とりあえずリスボンに出てみる
次の目的地が日本とかだったらリスボン市内にでも繰り出すと思うのですが、
ベネズエラなのでそんな元気はありません。
如何に体力・精神的消耗を抑えて上陸するかに神経を使います。
ベネズエラのカラカスは超危険都市。
殺人・傷害事件件数が東京の何十倍、アジア人に対する人種差別が酷く、空港内ですら危険だという都市。
ATMを使えばスキミングされ、正規レートが異常なため両替は闇両替が主流と、どこまでもイカれた国。
世界にはいまだにこんな国があるんです。
なんでそんなとこに行くかって。
今回の旅の大目的のひとつであるエンジェルフォールがあるんです。
せめてブラジルにあればよかったのに、と悔やんでもしょうがない。
マクドナルドで鋭気を養い、代わる代わる睡眠。
bmi航空から拝借したブランケットは以外と高性能。
無線LANが使えない
サナギになるMeg
ポルトガルを出国する際、パスポートコントロール職員がスペイン語で話しかけてきました。
「スペイン語は話せるのか？」
そう、南米は英語が通じません。
ビックリするくらい。
しかも向かう先はベネズエラ。
彼は心配して聞いてくれたのでしょう。
「ウン ポコ エスパニョール（ほんの少し）！」と元気よく答えておきました。
いよいよベネズエラへ
何度目の機内食か
ポルトガルから約９時間のフライト。
現地時間８時４５分、ベネズエラのカラカス空港に到着です。
空港の時計で時間を合わせます。
そうそうこの国のおかしい所の補足。
時差って普通は日本時間マイナス９時間とか時間単位ですよね。
この国は３０分ずれてる。
もう意味わからない。
どっちかに３０分ずらしていただきたい。
ついにやってきたカラカス空港
Subway付近で夜を越す
明日、朝一の飛行機でエンジェルフォールへのツアー会社があるシウダーボリバルか、
シウダーボリバルへ向かうバスのある近くの町、プエルトオルダスへ向かいたいので
入国ゲートの上の階にあるSubwayなどの飲食店があるスペースで夜を明かすことに。
他の旅行者達も複数そこで寝ていました。
飲食店のスペースへ上がるエスカレーターでは銃を持った警備員が警備に当たっており少し安心。
と同時にやはり危険な場所であることを実感。
空港２泊目の僕らは周囲を警戒するため片方ずつ仮眠をとることにしました。
しかしこのスペース暑すぎる。
湿気のある南米だからかもしれませんが、ひたすら汗だくです。
本をウチワ代わりに仰ぎながら起きているのですが、
あまりの眠さで仰ぎながら寝ている自分。
ベネズエラデビューは大変です。