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芭蕉はバナナ 2009/08/26 ベルン,スイス by Masa

チェルマットからベルンまで向かう列車内で、シリアから来たおじいさんとご一緒しました。
「日本人ですか?」と日本語で話しかけてくるご老人。
「わたし、あなた、ぼく」など簡単な言葉を喋ってきます。
この時は、あぁ、日本に興味があるんだな、ぐらいにしか思っていませんでした。

しばらく英語と簡単な日本語で話しているうちにおじいさんが、
「Do you want me to speak Japanese?(僕に日本語で喋って欲しい?)」
と聞いてきました。
きっと片言の日本語だろうと侮っていましたが、完全にやられました。

このおじいさん、ほぼ完璧な日本語を話します。
しかも日本を始め、世界に関する知識が半端ない。
ご職業は作家だそうです。
趣味は日本の演歌を聴くこと。
美空ひばり、八代亜紀など僕らの親世代の楽曲を歌ってくれますが、いかんせんこちらが若すぎてついていけず…。
ちなみに日本に来たことはないそうです。

他にもアラビア語、ドイツ語、英語、日本語、フランス語、イタリア語、中国語etc様々な言語について、
いろいろな関係を語ってくれました。

おもしろかったのをいくつか紹介。
「日本にはミルフィーユという県がある。」や、
「松尾芭蕉は松尾バナナ。」など。

へ?って感じですよね?

その謎解きは、
ミル=千、フィーユ=葉っぱ。
すなわち、千葉県です。

もう一方は、芭蕉はバナナである、と。
こちらが信じられない顔をしていると見るや、
常に持参している(!!)日本語電子辞書で「芭蕉」を調べてくれました。
そこにはちゃんと、バナナ、と明記されていました。

みなさん、知ってました?

ちなみにおじいさん、最初から最後までずっとヨーグルトを食べていました。
スイスに来た理由は、
「ヨーグルトが安くておいしいから。」
だそうです。


休憩中のヨーグルト生産部隊

話しがかわりますが、スイスの首都はどこでしょう?

チューリッヒでもジュネーブでもありません。
ベルンです。
当然、僕は知りませんでした…。

首都とは思えない程、控えめな雰囲気のベルン。
僕らはオーストリアのザルツブルクへの経由地として一泊するためだけに立ち寄りました。


庶民の足ケーブルカー

グリンデルワルトとチェルマットでハイキングと大自然を満喫し、
スイスでやり残したことと言えばチーズフォンドュ!!
Megは食べる気万端で張り切ってますが、僕は生粋の牛乳嫌い…大丈夫でしょうか。

久々に入るレストランで注文したのは地元料理のロシティとMegお待ちかねのチーズフォンドュ。
ロシティはカレー味のザク切りポテトにソーセージ、卵、ベーコンなどを乗せた料理です。

一方のチーズフォンドュはたっぷりワインが入っており食べやすい味。
二人でペロリと平らげましたが、すっかり酔ってしまいました。


地元料理ロシティ

チーズフォンドゥを満足気に食べるMeg

明日はオーストリアのザルツブルクへと移動です。
8月は年に一度の音楽祭のシーズン。
街の雰囲気がどうなっているのか楽しみです。

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