マドリッドに怯えて 2009/06/04 マドリッド,スペイン by Meg
ついに、今回の旅、最初の都市となるマドリッドに足を踏み入れました！！
そのマドリッドですが……
南アフリカのヨハネスブルグ、ケニアのナイロビに次いで危険な都市とも云われます。
旅行者が遭遇する被害の中で一番恐いのは、日本人ばかりが狙われるという首絞め強盗。
グループの犯行で所持品を根こそぎ奪っていくらしい。
コワイ、コワイ、コワすぎる！
なぜ、はじめの都市をマドリッドにしたかというと、スペインにずっと行きたくて（でも行きたかったのはバルセロナとか他の都市）、 途中モロッコに足を延ばしたかったので、交通の便の良さそうなマドリッドにしたのでした。
旅にも慣れた頃ならば何でもないのかもしれませんが、旅はじめということもあって緊張します。
最初の難関はマドリッド市内までの交通。
タクシーかメトロで行くことになります。
メトロは治安が悪い上、街の中心ソルまで2回は乗り換えなければならないのですが、
30〜40ユーロもかかるタクシーには乗れません。
決死の覚悟でメトロで市内まで行くことに。
私がすごい形相で地下鉄の通路を早足で歩いていく様子にMasaは笑っていました…。
昼間だったせいか、メトロに乗ってみると特に危ない様子もなく、予約していたオスタルに無事到着。
そして、すぐに街中へ出てみます。
実は、スペインの一番とも言える目的は、観光でも、美術館めぐりでもなく、生ハム！！（笑）
とにかく生ハム☆ってことで、生ハムバルのチェーン“生ハムの博物館（ミュゼアム・デ・ハモ〜ン）”なんていう素晴らしいネーミングの店へ。
ハ・ハ・ハムがたくさんぶらさがってる〜！！
スペインに着いたことを祝って、イベリコ豚の生ハムとビールでかんぱ〜い☆
超おいしくって感動です！！！！
イベリコ豚の高級生ハム
昼間から賑わう立ち飲みバル
その後、マドリッドの街を歩いてみました。
マドリッドのシンボルのクマ
マドリッドのヘソ、マヨール広場
市場やスーパーにも行ってみました。
市場にいた陽気なおっちゃん
旅に出てもスーパーが大好きなMasa
マドリッド、意外に住みやすそうな街だなぁ。
夕方からは、ピカソのゲルニカで有名なソフィア王妃美術館へ行ってきました。
ここは、ピカソ、ダリ、ミロが代表する近代美術が展示されてます。
戦争をテーマに描いたピカソのゲルニカはすごい存在感でした。
ピカソの独特なキュビズムは、落書きみたい〜くらいにしか思っていましたが、実際にみるとすごい迫力！！
実写じゃないのに、戦争の残酷さが伝わってくる感じがしました。
落書きに見えて、実は計算しつくされてるんだろうなぁ。
こういう現代アートって、見てる方が想像で捉えられるところが面白いですよね。
ちょっとハマっちゃいそうです！
ソフィアの前にて