砂漠との別れ 2009/6/22 メルズーガ→ティネリール,モロッコ by Masa
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典子さんの宿ともお別れです。
記念にいっしょに写真を撮っていただき出発。
また来たいな。
日本から砂漠への直通便があればいいのに…。
パッキング中にじゃれるクロにゃん
朝一のベルベルタクシーに乗ってリッサニへ。
8人乗りのバンみたいな乗り物に15人乗ってます。
ベルベル人に関係するものはとりあえずベルベルって名称ついてます。
今日の目的地はティネリール。
民営バスで向かいます。
地球の歩き方にも書いてありますが、民営バスと言えばそのボロさで有名です。
安いんだけどね。
期待通りCTMより明らかに劣るバスの登場です。
この鬼暑いモロッコでおいて、冷房なんてついているはずもなく、
走行中は涼しいものの、停車すると瞬時にサウナへと変化します。
ガランとした民営バス乗り場
地元住民だらけの民営バス
地元住民にとって、民営バスは交通手段としてだけではなく、輸送手段としての役割も備えています。
つまり、停車回数が尋常じゃない。
道端で手を上げてる人は拾うし、乗客の家の前で降ろすし、荷物の積み下ろしもする。
バスの上に積まれた大きなハシゴを降ろすのに30分くらいかかってました。
当然バス内は高温多湿のサウナです。
地元住民汗だく。ぼくらはもっと汗だく。
イスラムの女性はそれでも髪の毛と肌を覆う布をとりません。
不思議です。
荒野を走り続けること数時間
到着地であるティネリールはフェズの騒がしさ、リッサニのしつこさもなく、こじんまりと落ち着いた町という第一印象。
しかし、夜になると別の顔を見せます。
ラブニールという宿で典子さんの宿でごいっしょさせていただいた3名と合流です。
この宿の受付のムハさんは日本語がペラペラ。6年間日本で生活していたそうです。
とても親切でとてもモロッコの人とは思えない(笑)
案内された部屋に窓がなく、ムハさんに窓がある部屋があるか頼んだところ、
「あるよ。けど、夜うるさいよ。」との答え。
多少うるさくても風通しいい方が快適なので、広場に窓が面した部屋に変更することに。
部屋でのんびりしていると、日が暮れるにつれてガヤガヤと広場に人が集まってきました。
人の密度も結構すごいのですが、よく見てみると全員男!!
もれなく男。
男好きにはたまらない光景でしょう。
広場に集まる人々
男しかいません
真夜中になっても男達の宴は静まる気配がありません。
夜になると、写真の10倍はいるんじゃないかという密集度。
正に男祭りです。
男祭りは午前2時くらいまで続きました。
ミントティ一杯で何時間も話すことができるモロッコ人はすごいです。