シルクハットとクルクルもみあげ 2009/10/16 エルサレム,イスラエル by Masa
ユダヤ教に反する教えを説いたために反逆者の罪をきせられたキリストが、
十字架を背負わされて処刑場であるゴルゴダの丘(現在の聖墳墓教会と言われている)
まで歩いたとされる道が旧市街にあります。
約1キロの道中はヴィア・ドロローサ(苦難の道)と呼ばれ、毎週金曜にフランチェスコ教会主催で、
キリスト教徒と観光客がヴィア・ドロローサを練り歩く行事が催されます。
記念に少しだけ参加してみました。
第一ステーション
道中には当時起きた様々なイベント対応する14もの中継地点(ステーション)があります。
1.死刑判決を受ける。2.鞭で打たれる。3.最初につまづく。4.母マリアと出会う。5.シモンがキリストを助ける。
6.ベロニカがイエスの顔を拭く。7.2度目につまづく。8.人々に語りかける。9.3度目につまづく。
10.衣服を脱がされる。11.十字架が立てられる。12.死亡。13.埋葬。14.墓へ。
つまづくだけで歴史に残る人がいたでしょうか。
死刑宣告を受けたエッケホモ教会
十字架を背負わされるキリスト
最初につまづく
痴話喧嘩でしょうか
キリスト教の後は、ユダヤ教の聖地、嘆きの壁。
英語名はWestern Wall。
ユダヤ教の聖地であったエルサレム神殿が破壊され、西側の壁だけが残り、
神殿の破壊を嘆き悲しむユダヤ人がこの壁に集まることから嘆きの壁の名称が来たと言われます。
黒のシルクハットに黒スーツ、
長く伸ばしたクルクルもみあげと頭をブンブン振り回しながら
お祈りをする敬虔なユダヤ人。
世の中にはいろいろな人がいます。
街中でこの格好
嘆きの壁
嘆きの壁でお祈りするユダヤ人