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ベルリン1989、ベツレヘム20?? 2009/10/14 エルサレム,イスラエル by Masa

イスラエル恒例のセキュリティチェックを済ませた後、
ユダヤ教の聖地である嘆きの壁のすぐ脇にある通路を通って、
イスラム教の聖地である岩のドームのある神殿の丘へ向かいます。
岩のドームへの入り口は複数ありますが、イスラム教徒以外は嘆きの壁横のモロッコ門からしか入れません。
そして入場時間は午前10時「まで」。早っ!


通路のすぐ下には嘆きの壁

神殿の丘は想像していたよりも広く、しっかりと整備されていました。
岩のドームはイスラム教の預言者ムハンマドが、 天馬ブラークに乗って大天使ガブリエルと共に昇天した際に足跡を残した、 という言い伝えのある場所。
イスラム教徒ではないと岩のドーム内部には入れませんが、
外観を望むだけでも一大宗教の聖地としての迫力は十分に味わえます。


広々とした神殿の丘

岩のドーム

この岩のドームがある神殿の丘とオリーブの山との間は墓地が広がります。
旧約聖書によると、最後の審判の日に死者が甦る場所とされているからだそうです。


全部甦るんだ…

旧約聖書によると、審判の日に神殿の丘からオリーブの山に向かって、鉄の橋と紙の橋がかかり、
審判に望む人類はどちらの橋を通るかの選択に迫られる。
鉄の橋は崩れ去り、紙の橋を選択したものは救われる、そうです。
耐震偽装は聖書の時代からの問題だったようです。


オリーブの山からみた神殿の丘

日中はキリスト生誕の地、パレスチナ自治区のベツレヘムへ行ってきました。
エルサレムからベツレヘムへはバスで約1時間。
キリスト生誕教会と、パレスチナ自治区を囲う分離壁を見に。

パレスチナ自治区っていうと危険なイメージですよね。
しかし、キリスト教徒にとって、キリスト生誕の地はとても神聖な場所。
教会内にはたくさんの西洋人観光客がおり、
キリスト生誕の場所を見るために行列をなしていました。


生誕教会

大勢の西洋人観光客

大混雑

キリストが生まれたとされる場所

イスラエルが勝手に作った壁の内部で、パレスチナ人(パレスチナに住むアラブ人)は生活しています。
それまでの生活圏を急に分断された人も多く、そりゃ暴動も起きますよ。

イスラエルでユダヤ人の行ってきた行為や街中での振舞いを見ていると、あまり気分のいいものではありません。
アラブ人も旅行者を騙したり、感情的な面もありますが、よく言えば人情味溢れる人々。
ユダヤ人以外に興味を示さないユダヤの人々よりはよっぽど親近感が湧くものです。
長い年月、自分達の国を持てず、迫害も受けてきて嫌な思いをしただろうに。
逆の立場になるとコロッと忘れるのでしょうか。


分離壁

いつになったらなくなるのか

エルサレム旧市街も塀で囲まれていますが、内部では明確な境界線なしに3つの宗教が絡まりあっています。
自動小銃を持って警備するユダヤ人の若者と、
ファラフェル(アラブのファーストフード)を売るアラブ人が親しげに話していたのが印象的でした。

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