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日本語お上手ね 2009/12/19 サンパウロ,ブラジル by Masa

昨日の出来事。
いつものようにリベルタージ地区の商店をふらついていました。
Megといっしょに羊羹や饅頭をパクパクと試食していたところ、年配の日本人女性に声をかけられました。

女性 「日本語お上手ね、2世の方?」

その女性は約50年前に鹿児島からサルバドールへ移住してきたそうです。
これまでブラジルを旅行してきたなかでサルバドールが一番おもしろい街だったと言うと、
女性 「サルバドールは当時なにもなかったの。
農作業は大変だし、暑いし、2年間毎晩のように泣いてたわ。」

役所の職員が楽園だとそそのかされて連れて来られた場所は、楽園とはかけ離れた場所だったそうです。
約100年前から労働力として何万人もの日本人が南米へ移住しています。
今では各地域に馴染んで生活していますが、移住当時は相当な苦労があったに違いありません。
僕ら 「日本にはどれくらい帰られるんですか?」

女性 「50年で5回も帰ったわ。
息子が日本でいっしょに住もうと言ってくれるんだけどねぇ。
迷惑かけるだろうから行かないのよ。ここは周りに気を使わなくて済むしね。」

文字にするとドライになってしまいますが、おばあさんの口から語られる話はとても心に響くものでした。
さらに店内にかかるBGMはヒトトヨウ(漢字失念)のハナミズキ。
ドキュメンタリー番組のワンシーンに溶け込んでいるようで、2人して聞き入っていました。
世のため人のため、とか言う前にまずは自分の親を大切にせんといかんな、と思いました。


「お地蔵さんみたいね」と言われました

話は変わり、超オススメ中華レストランを発見しました。
榮和麺食店(Rua de Gloria, 622)はリベルタージのメイン通り1本奥のRua de Gloriaを南下したところにあります。
入り口は小さめでわかりにくいですが、いい香りとお客さんで賑わいを見せているのですぐにわかるはず。
ヨーロッパ、南米と各地の中華レストランをウマイウマイと食べ歩いてきましたが、
ここはちょっとレベルが違う。
日本でも高級レストランとして十分通用する味だと思います。
なのに安い、というか量が半端ない。
一皿3人前!
一番人気はほぼ全ての客が注文する海鮮焼きそば。
今回は冒険してジャージャー麺とワンタンスープを注文しました。
ジャージャー麺は想像とは違う味でしたが、本場の味ってきっとこうなんだ、と思わせる深み。
ワンタンスープも薄味ながら素材のダシを生かした上品な味。
かなり衝撃でした。
量がメチャクチャ多いので大人数でいろいろ注文したいところです。


中華♪中華♪

正に職人技

具は別皿

2リットルはあった

サンパウロには日本食を食べにきたのに中華…。
だっておいしいんだもの。
営業時間は平日11:30〜15:00、18:00〜22:30、土日11:30〜22:30です。

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