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宙吊りのマネキン 2009/12/11 サルバドール,ブラジル by Masa


ついつい通ってしまう中華

行き着けの中華でお腹を満たした後は市バスに乗ってボンフィン教会へ向かいます。


ボンフィン教会

おみくじのように結ばれるフィタ

海近くの丘に建つこの教会は、
かつて海で遭難しかけた際、神に祈りをささげたことで無事サルバドールに到着した船長が、
感謝の意を表すために建てたもので、奇跡の教会とも呼ばれます。

教会奥には大量のマネキンが吊るされており、
一見するとかなり異様な光景ですが、これは病気が治った人たちからの感謝の贈り物。

教会の周辺ではミサンガの元となったフィタというリボンが売られており、
お土産好きのMegはもれなく購入。1束1レアル(50円)。



宙吊りのマネキンの手足は、病気が治った人たちからの感謝の気持ち

セントロに戻って町を歩いていると、どこからともなく太鼓のリズミカルな響きが聞こえてきます。
昼から夜中まで、この町は音が途切れることがありません。
早朝は苦手なようです。。
今日は、通りで地元の子供達が演奏していました。

日本の小学校のような完璧な演奏ではなく、基本的なリズム以外はかな〜り個々のアドリブに任されているであろうパフォーマンス。
なのにしっかりまとまっている不思議。
手前の子供なんて、もはやイケイケで自分だけ目立とうとするのですが、指導者らしき人は止める様子全くなし。
自由です。
大きさの違う太鼓だけでこれだけ立派なものを創り上げるなんてさすがブラジル。


子供なのにダイナミック

俺のステージへようこそ、的な表情

夜はMeg念願のカポエラ道場見学です。
僕は今日までカポエラとカバディは同じものだと思ってました。。
10畳程のスペースに観客12人と団員20人程。
太鼓とビリンバウという独特の楽器のリズムをバックに団員達が次々と技を繰り出します。
小さな子供から若い女性、身体能力抜群の地元男性、ちょっと身体が固くなってきちゃったおじさんまで
幅広い層の団員達。


道場っぽい

まずはウォーミングアップ

軽いフォーミングアップの後はみるみるスピーディに演舞になって行きます。
パフォーマンスのため実際に打撃を加えることはありませんが、
動き自体は結構本気のため、息が合わないと直撃することも。
黒人団員による故アンディフグばりのカカト落としが直撃した団員は悶絶してそのままリタイアしてしまいました。
大丈夫だったのでしょうか。

途中からは観客もいっしょにみんなで円になって、リズミカルなサンバの音色の中、1組ずつ中心で踊ります。
Megはグレート義太夫似のチョビヒゲ黒人おじさんと、僕は白人の女の子と踊りました。
リズムを共用する中で生まれるこの一体感。
心地よい不思議な感覚です。


途切れることのない音楽

しなやかな動きを披露する団員達

最後は高速演舞。
これまた速い速い。


やや本気の対決

高速連続回し蹴り

サルバドールでカポエラはサッカーに並ぶ人気スポーツ。
リズミカルで遊び心のあるこの格闘技はこの国この町にピッタリなのでしょう。
1人15レアル、写真撮影する場合は20レアル(1000円)で、とても楽しめました。

2009/12/09 午前4時 Prev   Next   2009/12/13 リオに到着
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