丸２日移動 2009/12/05 サンルイス→マセイオ,ブラジル by Masa
ブラジルらしからぬ、座席間隔の広い快適なバスに揺られること２５時間。
レシフェへ到着です。
それにしてもブラジルのバスは基本遅れます。
これまで予定時間に到着したことはありません。
あれだけ道端でお客を乗り降りさせて、休憩地でノンビリしていれば当然か。
予定が２４時間で２５時間なら上出来なのでしょうか。
レシフェはリオデジャネイロ、サンパウロ同様、犯罪発生件数が常に上位の危険都市。
特に見たい場所があるわけでもないので回避です。
目的地はマセイオ。
ベネズエラ、ブラジルで会った旅行者達の話によると、ブラジル北東の海岸一帯は外せない場所との評判。
せっかくだし、どこか行ってみようということになり選ばれたのがマセイオ。
地球の歩き方を見るまで聞いたこともない都市でした。
どなたか知ってる人はいますか？
ブラジルではリゾート地と知られているようで、マセイオ行きのバスに並ぶ乗客はどこかリゾート気分。
レシフェのバスターミナル
さあ残るはマセイオまでの４時間バス。
バスターミナルの待ち時間も合わせると、計３０時間の移動です。
昨日の朝サンルイスを出て、今日の夜マセイオに着くので丸々２日の大移動。
猛スピードでクネクネ道を飛ばすバス。
途中停車なしでマセイオを目指すだけあります。
これだけ飛ばせば予定の４時間よりも早く着くかもね、などと話していたのですが、
結果、４時間３０分。
あれだけ飛ばして３０分遅れってどういうことでしょう。
道路標識の法廷速度は確実に何十キロもオーバーしていました。
ブラジルのバスの予定時刻は、その時間に着けたらラッキーだね程度の認識でいたほうがいいみたいです。
生活風景
こんもりした山が続く不思議な地形
マセイオ到着が夜９時近くなのでタクシー利用です。
目的のホテルまで連れて行ってもらい、部屋が空いているか確認してオブリガード。
あー、ホテルついたー。
よかったよかった。
そこでMegが一言。
Meg「あれ？エコバッグの荷物は？」
Masa「……あ、タクシーの足元に置きっぱ。。」
タクシーは跡形もありません。
名前も番号もなにも覚えてない。
エコバッグの中には、地球の歩き方ブラジル編、ポルトガル語指さし会話帳、bmiのブランケットetc。
どれもなくなったら困るものばかり。
ヤバイ！！
ショックに打ちひしがれ、レセプションのあるホテルの２階から闇夜を走る車を眺めることしかできません。
Megは部屋にこもっています。
１時間は眺めていたでしょうか。
当然、タクシーは戻ってきません。
レセプションの兄ちゃんはなんか遊んでます。
耳を傾けてみると、歓声や選手名、コントローラーを動かす音。
懐かしい音だな、とそちらを向いてみると、なんとウイニングイレブンをやっているじゃありませんか。
ボーっとそちらを見ていると、いっしょにやらないか、と誘ってくれる兄ちゃん。
当然やります。
エコバッグ失くしたショックなんて関係ありません。
ブラジルのマセイオにて日本vsブラジルのキックオフです。
リアルサッカーだと１−５ぐらいで負ける実力差ですが、
二次元サッカーでは負けません。
１２時過ぎまでプレイし、８勝２敗で終了。
ブラジル人は負けず嫌いです。
もうお腹いっぱいと言ってもあと一回、あと一回、とせがまれます。
頭の片隅にエコバッグのこともあるので、ゴメンネ兄ちゃんと言ってお別れです。
あ〜エコバッグ（泣）